タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー

2014年ドイツ。
3部作のシリーズ2作目。舞踏会のシーンはタイムトラベル物としてBTTFの学園祭シーンへのオマージュなんだろうか?思わず「お前も踊るんかい!」とツッコミいれたくなるような登場人物もハジけてて面白かった。
そして主人公の出生の秘密が明かされ物語は3作目へ。

死霊館 エンフィールド事件

2016年アメリカ
死霊館シリーズの3作目。実話。主人公夫妻は映画「悪魔の棲む家」の元になった事件の調査もしてるらしい。冒頭にちらっとその話が出てくる。
脚本が良い。全体の仕掛けも凝ってるし英国のシーンの冒頭や霊能者夫妻と悪霊に襲われる一家の子供たちとのやりとりも良かった。
登場人物がみんな基本的に善人で協力的。主人夫妻の夫が本当にいい男。
エンドロールの導入部分が怖い。前2作を見てないので見たくなった。

タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド

2013年ドイツ
タイムトラベル能力を受け継ぐ一族の少女の冒険物語。3部作の1作目。ドイツで大ヒットした小説の映画化ということで気軽に楽しく見れる。
ドイツ語で会話してるけどイギリスが舞台で登場人物もイギリス人設定。
物語はまだ始まったばかりという感じで2作目へ続く。
エンドロールの最後に「字幕演出 インジェスター」と見慣れない表示が。なんだろうと調べたら翻訳や字幕を請け負ってる会社だった。だいたい個人名が表示されるのでそれが普通なんだと思い込んでたけど組織でやってたって不思議ではないな。

未来警察

1984年アメリカ
タイトルに未来ってついてるけど未来感は意外と薄い。ロボットやハイテクが出てくるけど舞台セットはあまり未来という感じがない。ドローン(劇中ではフローターという名前だけど)が出てきたのは感心した。内容は普通のアメリカンポリス映画。犯人役の俳優がいい味出してるなーと思って調べたらKISSのジーン・シモンズだった。こんな素顔だったのか。

400デイズ

2015年アメリカ
宇宙飛行士4人が400日間の閉鎖環境訓練に挑むという結構ある閉鎖環境で精神が~って展開の映画かと思いきや途中からホラー映画に変わった。
選抜の宇宙飛行士4人が全員なんで選ばれたのかわからないような、このメンツで閉鎖環境訓練なんかやったら絶対ダメだろって人達。実は宇宙飛行士ってのは嘘で実験のためにわざとこういうメンツを選んだっていう展開かなと思ってたが、そういう言及もなくやりたいことだけやって収集つかなくなったのであとは視聴者にまかせる的な投げっぱなしのラスト。前半の思わせぶりな伏線もネタばらしされても「だから?」っていう、その大本が全然あきらかにされないからそこだけ教えられてもなんの感想も生まれない。
後半のホラーな雰囲気は良かった。ラストを投げっぱなしにせずに上手く風呂敷畳んでくれてたら評価も全然違うんだけどな。

EXO -エクソ-

2017年ドイツ
未来、EXOの襲撃を受けた人類は地下に避難していた。でも結構地上にも人が残ってる模様。
そんな残ってる人を避難地へ誘導するのと前線のバリアーの監視の為に監視要員として前線タワーの一つケルベロスに兵士SUM1が配属される。されるけど、一人だし前任者は謎の失踪を遂げたぽい雰囲気だし何を聞いても司令部は「問題ない」としか答えてくれないし地上に残ってた親子にはビビッて逃げられるしで、前任者のころからタワーに住んでるネズミの「ドク」を唯一の心の支えに頑張るもののだんだん不信感と孤独で精神を病んでいく。
隊員のヘルメットがカッコイイ。ノーマン・リーダスが声の出演してるけど全然気づかなかった。

インタープラネット

2016年オーストラリア。
自主製作ぽさがあるSF映画。設定はしっかり作り込んでそうな印象だけど劇中であまり説明もないし謎の箇所も。しかしストーリーはシンプルでわかりやすい。モニターがブラウン管だったりコンピューターのガワがチープだったりするのはたぶんこだわり。邦題はたぶんインターステラーに乗っかろうとして付けたんだろうけど、現代のARROWHEADのほうが格好いいし当然内容にもマッチしてる。

追憶の森

アメリカ。
日本人が日本人役やってる映画。珍しい。舞台も日本だけど撮影はアメリカ。
カンヌでブーイングを受けたらしいけど、理由を調べたら「わざわざ自殺するのに日本まで行くのがありえない」ということらしい。しかしこれが青木ヶ原樹海というだけで日本人的にはすんなり受け入れられてしまう。そして日本では評価も上々のようす。
「キイロ、フユ」のエピソードは好きなんだけど、フユはともかくなんでキイロにしたのか気になる。キイロって名前としてはちょっとない名前だしミドリとかアオとか名前ぽい色は他にあるのに。あえて「ぽく」ないのを選んだんだろうか。この辺も日本語わかるかわからないかで感じ方変わってくるな。
渡辺謙さんが登場から最後までずっとボロボロヨロヨロなのに対してマシュー・マコノヒーがこれでもかと頑丈なのが面白い。